PTAニュース いずみ 令和3年 第1回PTA運営委員会報告

令和3年7月13日
発行者 八王子市立いずみの森義務教育学校PTA
学校長 石代 俊則
PTA 会長 小杉 浩文
HP:https://hachioji-school.ed.jp/izmme/
メール:izuminomoripta@gmail.com

令和3年度 第1回 PTA運営委員会の報告

今年度1回目の運営委員会を開催しましたので、報告します。
運営委員会は、旧第三中学校PTAからいずみの森義務教育学校PTAへ引き継がれた会議で、PTA規約第16条において「役員、学年委員、教職員で構成され、校長が顧問として出席する会議と規定されており、PTA活動計画の審議・承認等を行う場となっています。令和2年度に1回開催しましたので、いずみの森義務教育学校では、今回が通算で2回目の開催となりました。

◆日時 令和3年6月26日(土) 全体会15:00〜16:00 分科会16:00〜16:30
◆場所 本校交流ホール ◆進行 中村副会長 ◆参加者 教職員、本部役員、学年委員
◆次第 ◇全体会(全体会の詳細は、P2〜8を参照ください)
    1.小杉PTA会長挨拶
    2.石代校長先生挨拶
    3.PTAからの近況報告
    4.学校からの近況報告(各学年・学級の先生方のお話)
    5.質疑応答(小杉PTA会長、松井副校長先生から回答)
    6.深瀬副校長先生より
    ◇分科会(各学年等に分かれて、歓談・情報交換(30分))

■次回運営委員会の予定:11月6日(土)14:30〜16:00、会場:交流ホール
1.小杉会長挨拶
学年委員の皆さんには、運動会に協力いいただき、謝意を伝えたい。
PTA運営委員会は、規約上は総会に次ぐ議決機関という位置付けだが、学校と保護者とのコミュニケーションを深める場と考えている。全体会と分科会の二部構成になっており、全体会は各学年の先生方からの報告により、9学年を通じた学校の様子が分かる場となっている。その後、学年委員からの事前質問への回答の後に行われる分科会は、各学年のテーブルに先生方と本部役員が入り、気軽に会話する場となっている。
昨年10月に義務教育学校の第1回運営委員会を開催した際、分科会の4年生のグループで、学年委員より4年生らしい質問があった。その質問により、先生も「疑問を抱き続けず、気軽に聞いていただければ」という思いを伝えることができ、保護者も「疑問があれば学校へ聞いてよいことを確認でき、良い対話になったと思う。
更に、これを機に、学年委員同士のつながりができ、連絡が取れるようになったら良いと思う。先日、ChromebookのWi-Fi接続のことで、PTA本部役員とおやじの会のLINEグループにメッセージを送ったところ、すぐにレスポンスがあった。困ったときに、学校へ聞く以外に、保護者同士で相談して解決できることもあると思うので、強制ではないが、学年ごとに連絡先交換等をしても良いのではと思う。
「質問は気楽に、批判は慎重に」という点を踏まえ、コミュニケーションを深めていただきたい。保護者だけでなく、先生方にとっても、この場が困ったことを解決・共有する場になることを期待している。学年が上がるに従い、保護者と先生方のコミュニケーションが深まれば良いと思っている。子どもたちが成長するように、私たち大人も成長できたらと思う。学年委員は、空きがあれば複数回引き受けられるので、今後もこの機会を活用いただければと思う。

2.石代校長先生挨拶
コロナ禍の忙しい休日にお集まりいただき、感謝している。1学期も残すところ1ヶ月を切り、コロナ禍で制限はあるが、学校教育活動は子どもたちと進んでいる。いろいろなことを通じ、子どもたちは成長をしていると思う。
今日、後期課程の入学説明会を行った。他校から来る保護者や子どもに学校の紹介を二つした。
一つ目は、学校の規模。1年生から9年生まで1,116名が通う学校であり、子どもたちの数とともに教職員120名以上の大人が子どもたちに関わっており、異学年交流に重点的に取り組んでいるが、その例として、わくわく清掃の話をした。今日の体力テストでは、1〜4年生の子どもたちが、5〜9年生の子どもたちと、わくわく清掃のグループ内でペアをつくり、一緒に回った。もちろん、体力テストの目的やねらいはそこではないと思うが、少し手間はかかれども、このように、子どもたちの心の成長を図っていきたいと思っている。
二つ目は、コミュニティ・スクール(地域運営学校)として、子どもたちを中心に据え、学校、保護者、地域が子どもの成長に関わっていく学校であるという話をした。もちろん、綺麗な校舎にいろいろな夢や希望をもって入学して来られるのかもしれないが、学校に預け放しではなく、保護者・地域がそれぞれの役割をしっかり果たし、互いに子どもの成長に関わっていきましょうという話をした。そのいちばんの鍵となるのが、小杉PTA会長からも話があったように、大人も含めて、お互いが理解し合うことが大切だと思う。このような運営委員会のような集まりができるのも、とても大きな強みだと思うし、コミュニケーションを深める場、共通理解を高める場として、良い取り組みであると思う。子どもたちを通しての深まり、広がりに繋がっていけば良いと思う。

3.PTAからの近況報告(小杉会長よりの口頭での報告及び書面による報告)
1)外郭団体の動き
 ・クリーン活動(青少対)7/10(土)・2/19(土)予定 ・ロードレース大会(青少対)11/20(土)予定
 ・八王子市中学校駅伝大会(中P連)11/3(水・祝)予定 ・中学校科学コンクールの表彰式・研究成果発表
(中P連) 12/4(土)予定 ・ソフトボール・バトミントン等のスポーツ大会(小P連) 夏から秋に開催予定

2)本部の活動、行事運営、ボランティア活動、サークル活動、会議の開催状況
<本部役員の活動>
【会計】PTA会費引き落し対応、団体保険加入、腕章回収・配付・追加購入、備品購入、各PTA活動に係る出納業務
【書記】総会資料作成・配布、総会議決結果資料作成、本部役員会議議事録作成、保護者活動関連資料作成・配布、運営委員会関連資料作成
【役員選考】4月 学年委員選考 5月 大運動会参加学年委員対応 6月 運営委員会運営
【保護者活動】4月 保護者活動日程調整、兄弟調査 5月 保護者活動希望書配布・回収 6月 保護者活動割当作業、保護者活動確定書面配布、小P連へ2020年度ピーポくんの家実績報告
【制服リサイクル】制服・体操着リサイクル利用申請書作成、行事でのリサイクル品の受付(学校公開等)、PTA室での在庫管理、申請者への貸出
<行事の運営>
【学校公開(4/24)】本部役員 会場での受付等実施 当日16名参加 
【大運動会(5/29)】本部役員 会場での受付等実施 当日23名参加、学年委員 会場警備等実施 当日48名参加
<ボランティア活動>
【広報ボランティア】8名(本部2名含む)で活動 4月:メンバー募集案内配布、入学式・教職員写真撮影、先生コメント収集、学校公開・本部役員撮影 5月:誌面作成、都中P広報誌コンクール応募 5/25:「両輪139号」発行 5/29:大運動会撮影 6月:大運動会応援旗・部活動・水泳指導撮影 9月・3月頃に両輪発行予定
「両輪139号」アンケートでたくさんのご意見とご感想をいただいた。今度の活動に活かす予定。
【読み聞かせボランティア】6/11(金) 7名参加(3・5年生)、6/15(月) 5名参加(1年生)、
6/17(木) 5名参加(2年生)、6/18(金) 11名参加(4・6・7年生・6組)
【ベルマークボランティア】ボランティア計74名で分担し、以下の作業を予定。また、運営メンバーにて今後の活動を協議予定。1学期…仕分け(10名)、集計(10名)、協力店へ回収(3名) 2学期…仕分け(10名)、集計(9名)、協力店へ回収(7名) 3学期…仕分け(11名)、集計(11名)、協力店へ回収(3名) 
ベルマーク回収BOXを学校と協力店に設置(セイムス(子安町店)、クリエイトSD(北野町店)、アルプス(八王子駅南口店)、ブルーミングブルーミー(セレオ八王子店))
<サークル活動>
【バドミントン】4月4回開催、延べ18名参加、5月中の活動は緊急事態宣言の発令で活動なし
【ソフトボール】4月1回開催、9名参加、5月中の活動は緊急事態宣言の発令で活動なし
【文化サークル】活動メンバー募集予定、藍染め体験会を実施予定
【新規サークル】新規サークル立ち上げを希望された方へ案内配布、活動計画書取りまとめ
・ファシリテーションを学ぶ会(7月活動開始予定)
<会議の開催状況>
①本校PTA定期総会    書面総会(4/19配布、5/7締切、5/14成立)
②本校学校運営協議会(学運協) 4/21、5/19、6/16
③本校学校・PTA調整会議(学校とPTA本部役員の連絡調整会議) 5/13、6/17
④本校PTA本部役員会議     5/16、6/12
⑤青少年対策第三地区委員会(青少対)理事会・定期総会 (ともに6月に書面開催)
⑥小学校PTA連合会(小P連) 4/21常任委員会、5/25定期総会(オンライン)、5/27第一ブロック会議(オンライン)
⑦中学校PTA連合会(中P連) 定期総会(6月に非対面による電磁的決議)

3)今期PTAで購入した主なもの
 ・テント46張り(497,950円)、テントおもし84点(134,626円)を4・5月に購入。
 (5/14に承認されたPTA会計予算の範囲内。運動会等のイベントで使用するほか、災害時の活用を想定)

4)その他
・八王子市主催「中学校区別ワークショップ」へ本部役員5名参加 4/4、6/29
・希望者に1・2年生のクラスごとの連絡先一覧を作成・配布(6月)(昨年から継続、学校から配布中止となったため)
・児童/生徒2人目以降のPTA会費500円減額について、秋頃にお手紙を配付、対象者に申請をいただく予定。
年末頃、学校登録口座へ返金予定。

4.学校からの近況報告(各学年・学級の先生方のお話)
1年 成井先生、石田先生
学校生活に慣れ、元気に登校している。学校探検をしており、最初は2年生に連れて行ってもらい、その後クラスみんなで行き、先週からは自分たちだけで行っている。学校の様子がだんだん分かってきて、行動範囲が広がってきている。また、一人ずつ栽培している朝顔の成長を楽しみに、一生懸命お世話をしており、朝、水をあげるとき、歓喜の声が聞こえる。畑にサツマイモも植え、成長を楽しみにしている。そんな活動を通しながら、自分たちもぐんぐん成長していると思う。学習面では、ひらがなの学習をちょうど終えたところで、これからいろいろな学習が本格的に始まっていく。慣れてきたというのは、緊張がほどけてきたということで、いいことであるが、最初は緊張してルールをしっかり守っていたのが、時間を守ることがいい加減になってしまっているというような様子も見られるので、指導をしていきたい。1年生は、保護者に協力いただくことが多いが、日々の健康観察や宿題チェックに協力いただき、感謝している。いずれ学年が上がるごとに自立していく部分ではあると思うが、家庭学習のペースもしっかり身に付けられるように、引き続き協力をお願いしていきたい。

2年 梅舘先生
2年生はとても元気があり、勢いがあり、すごくかわいらしい。そういう勢いを良い方向に向けられるように学年で指導していきたいといつも話をしている。2年生になると、学校の生活にも慣れてくるので、学校のきまりをいま一度確認しながら、指導をしている。昨年の6月は、分散登校が始まり、やっとみんなで教室の中で顔を合わせられた頃だったので、今年、みんなで顔を合わせて行事や学習をできたことは、子どもたちにとっても良かったのではと感じる。2年生が関わる行事として、学校探検があるが、この学校探検は、2年生が1年生に校舎の中を案内してあげる活動で、簡単なようで2年生にとってはとっても緊張するもの。事前に調べたり、説明を考えたり、アイデアを出したりしながら、学習を進めて行った。すごく緊張しながら当日を迎えたが、当日、2年生らしい顔つきで、お兄さんお姉さんとして校舎の中を回っていく様子を見て、1年生とこういう活動をさせてもらうことで、2年生自身も成長していることを改めて感じた。今後も、いろいろなことに気を付けながら、できることをやっていきたいと改めて思っている。

3年 原田先生
今の3年生が1年生の時に担任をしていたため、当時と比べるずいぶんいろいろなことができるようになったと感じ、嬉しく思う。3年生は、進級しても教室の場所が変わらなかったが、クラス替えがあったので、新しい友達と一緒になることができ、4月は嬉しさで元気いっぱいだった。今は、3年生の生活にも慣れて、落ち着いてきた感じが見られる。3年生になると、図工や音楽が専科となり、算数も少人数算数教室になり、時間ごとで動かないといけない部分が出てくるため、最初はその生活に慣れず、時間に追われている感じがあった。3か月が過ぎ、その生活にも慣れて来た様子が見られる。3年生くらいから、ギャングエイジという言葉も聞かれるように、エネルギッシュになってくるので、その子どもたちのもっているエネルギーを良い方に向けて行かけるようにしたいと、いつも話し合っている。先週、初めて新しいプールに入り、少し寒かったが、子どもたちはとても嬉しそうだった。昨年度はコロナの関係で水泳指導がなく、その前の年の水泳指導はあったかホールでの実施だったため、初めて学校のプールを経験し、大変うれしそうだった。

4年 小田切先生、守安先生
他の学校では、6年生が縦割り班活動でリーダーを担うが、この学校では、4年生がⅠ期のリーダーとなって、遊びを考えている。宝探しや景品の折り紙を作りたいと休み時間にすすんで作っているが、下の学年の立場に立って考えようという意識をもっている。「これだと1年生は面白くないんじゃない?」、「2年生は分からないんじゃない?」、「あ、これは喜ぶんじゃない?」というようなアドバイスをし合いながら、下の学年の立場に立っていろいろな縦割りの遊び作りを計画しており、そのような経験ができるのは、非常に良い機会だと思っている。今週の金曜日に宿泊学習の説明会が行われた。この学校では、4年生で、高尾の森わくわくビレッジにて、1泊2日の宿泊を行う。ねらいは、総合的な学習の時間での「八王子の郷土学習」の絡みで、八王子の良さを知ること。そのため、八王子の自然の豊かなところを味わえるわくわくビレッジで様々な体験学習をし、2日目には高尾山に登って降りるというプログラムを組んでいる。7月には、部屋割りや行動班・活動班を決めて、5・6年生の宿泊学習並みの活動を行う。仲間との協力意識や宿泊施設のルールやマナーなどを学び、Ⅰ期で学んだことをⅡ期、Ⅲ期で生かしていければ思っている。

5年 清武先生、石川先生、中村先生、竹澤先生
この学校は、5年生で学校生活が大きく変わる。Ⅱ期に入り、授業時間が5分延び、それに伴って生活時程が変わっていく。さらに教科担任制の授業がスタートし、そして、学期に一回、期末テストが始まり、さらには後期課程の上級生との関わりがとても多くなる。この学校としてのねらいは、児童個人の力として、子どもたちが自分でしっかりと学校生活を歩んで行くという自主性を伸ばすこと、もう1つは、クラス集団の自治の力を育てて行くこと。5年生、6年生の2年間かけてゆっくりと力を伸ばすためにスタートを切ったところ。まだまだ児童には足りない部分もいっぱいあるが、一生懸命頑張っている。1クラスに私たち9人の教科担任が関わっていく。集団で子どもたちをしっかり見て育てていきたいと考えている。

6年 小山田先生
昨年度、5年生のときは、新しい校舎や新しいシステム(50分授業や教科担任制、初めての宿泊行事等)で激動の1年間を過ごしたが、6年生になり、学校生活に慣れ、のびのびと過ごしているという印象。元気で素直な子が多いと思う。本来、6年生は小学校で言えば最高学年にあたるので、「下級生すべての見本となり、リーダーとなって頑張りなさい」と指導するところだが、この学校は9年制の学校なので、どうしてもリーダー役は9年生になってしまう。でも、「6年生は最高学年
というスタンスは変えずに、「前期課程のいちばん上なのだから、下の学年の見本になるような行動をしなければいけない」と常に指導している。子どもたちも、そこは自覚をもっており、入学式での新1年生の手伝い、保護者会の準備、係活動等を率先してやってきている。1年生入学後の1か月間は、朝や掃除の手伝いを率先して引き受け、役に立っているという気持ちをもちながら育っていると思う。運動会でも、5年生にソーラン節を教える役目をしっかり果たし、良い運動会をやり遂げることができた。2学期には日光移動教室があり、3学期には前期課程修了式がある。そこがゴールではないが、しっかり前期の最上級生として意識をもち、進んでいってほしいと思っている。
   
7年 倉田先生
昨日、期末テストが終わり、今日は晴れ晴れとした表情で登校した。6年生までとは違う量の課題が出たので、四苦八苦しているお子さんもいたが、全体的には大変真面目に取り組む学年という印象。119名の内30数名がいずみの森以外の学校から来ているが、いずみの森から進級した子たちがリードし、他校から来た子が不安を感じないように配慮している。4月からの3ヶ月間、いろいろあって目まぐるしかったと思うが、段々と慣れてきて、運動会などを経て、学年として一つのまとまりができつつあるように感じている。また、他校だと中学1年ということで、いちばん下で甘えも大丈夫という感じがあるかもしれないが、本校では7年生ということで、全体から見るとお兄さんお姉さんの部類となり、Ⅱ期のリーダーとして活躍できる場があるので、そこを充分に活かして、お子さんの成長につなげたいと思っている。期末テストが終わり、ひと山越えたかと思う。この後、夏休みを迎え、2学期にはいずみの森フェスティバルがあり、その一週間後に校外学習があるので、それに向けてこれから学習を積んでいく予定。また、9年生が抜けた部活動や生徒会役員でも、この学年が学校の中心を担っていくことになっていくので、そういうところを伸ばしていきながら、お子さんの成長につなげたいと思っている。

8年 高橋先生
今日は土曜授業だったが、体力テストということで、晴れ晴れとした表情で登校した。8学年は、とてもエネルギッシュで元気なのが特徴。男子と女子の仲が良く、落ち着かないところもあるが、人懐っこくて素直な一面をもっている。今年度、学年の教員が3〜4人入れ替わり、苦労するかなと思ったが、すぐに慣れた。部活動も9年生が徐々に引退し始めて、部活のリーダーにならなくてはいけないという自覚をもって取り組んでいる姿を見ることができる。静かに授業を受けているのは良いことだが、少し受け身なところがあり、指示を待ってしまう部分がある。指示があればスッとやってくれるが、自分たちではなかなか考えて行動できないというところに課題があると感じる。でも、素直な面を活かし、徐々に自分たちで動けるようにしていきたいなと思っている。総合的な学習の時間で、上級学校調べと職場体験を予定していたが、それができなくなってしまったため、八王子調べを行い、カルタを作成した。今後、4年生と一緒にカルタをやろうという企画も考えている。また、3月には修学旅行があるので、そこに向けて一歩ずつ成長していきたいと考えている。

9年 関谷先生
最上級生としての自覚をもち、落ち着いて学習に取り組んでいる。最初の大きな行事である大運動会も、最上級生として良く頑張っていた。運動会実行委員を中心とし、クラスで団結し、全員が達成感をもってできたと思う。3年間、競技場(1年 富士森、2・3年 富士森)での運動会・体育祭だったので、状況が良く分かっており、スムーズに動けていた。3年間の学びが活きたと思う。今は、総合的な学習の時間の授業で進路選択に向けた学習を行っている。まず、上級学校の都立学校の先生方3名と、私立学校の先生方3名に来ていただいて、お話しいただくという機会をもった。また、職場体験ができなくなってしまったため、その代替として、職業の話を聞く会というものを行う。いろいろな職業の方に来ていただき、グループで講師の方々の話を聞き、職場体験の代わりになる活動を行っていきたいと考えている。9年生は、期末テストが3日間あり、今日の体力テスト、月曜日の学習確認テストと併せて5日間テストが続く日程になっている。進路に向けた活動・行動に一生懸命取り組んでいる子どもたちを、学年全体で支えていきたいと思っている。素直な子が多く、テストで「ここが出るよ」というと、それを一生懸命勉強し点数を取ってくる子たちなので、その点を伸ばしつつ、入試に向けた応用力を付けて行きたいと思っている。

6組前期 志賀先生、6組後期 斎藤先生、図師先生
6組は、7年生や1年生で入ってきた新入生も学校に慣れてきて、概ね集団として落ち着いて活動できるようになったと思う。1〜9年生が特別支援学級の中に在籍しているという特色を活かし、昨年度は校舎の移転等で難しかったが、今年度、1〜9年生50名を超える大所帯で7月に校外学習に行く予定。子どもたち同士のつながりを大事にしながら、その中で学びを作っていきたいと思っている。

きこえとことばの教室(前期) 伊藤先生
私を含め5名の教員で、1年生から6年生までのお子さんを教えている。昨年度から市内の難聴学級がこの学校に移転してきた。きこえの子が6名、ことばの子が38名が通級している。ことばの子の内訳は、吃音、言語発達、発音にそれぞれ心配のある子。1年生から6年生の相談は、主に1、2学期を中心に受けている。来年度、入学予定の未就学児の相談は、10月中旬から12月まで受け付けている。今年も通級されている子どもたちが在籍学級で生き生きと過ごせるように指導していきたい。

きこえとことばの教室(後期) 藤本先生
本学級は、元々市内の第五中学校で開級をし、昨年度こちらに移設した。7年生1名、8年生2名の校内生3名がおり、市内市外含めて12名の校外の生徒が通級をしている。定期で聴力測定や相談受けている定期生が2名おり、主に放課後に指導を行っている。まだ移設したばかりということで、難聴のことや、どのような学級かということをご存じではない児童・生徒・保護者も多いと思うので、これから少しずつ理解と協力をいただければと思っている。校内に通級生がいるため、私は7年生、早船先生(主任)は8年生に学年付ということで在籍し、学年の指導も行っている。(通級生=普段は各学年の学級に在籍しながら、定期的にきこえとことばの教室に通っている生徒)

5.質疑応答(学年委員事前アンケートより)
(1)PTA関連(小杉会長より回答)
Q1 学年委員への通知は、封筒に入れずに配布しても良いのではないか。
A1 個人情報を含まないものについては、ご意見を取り入れたい。併せて、メール連絡も検討中。

Q2 4月の保護者会の時期に、学年委員の顔合わせをして欲しかった。運動会で委員の方に会っても誰かわからず、話しかけづらいと感じた。
A2 学年委員決定後の顔合わせについて、来年度、検討していきたい。本日もぜひ顔合わせの機会として活用していただければと思う。

(2)学校関連(松井副校長先生より回答)
Q3 9年生の社会科の村越先生が「六本杉」「両輪」どちらの教員紹介にも載っていないのはなぜか。
A3 各紙の発行時期に村越先生の任用手続きが間に合わなかったため。

Q4 体育の授業におけるマスク着用について、どのように指導されているか。
A4 文部科学省やスポーツ庁の方針と同じ。体育時は、距離を保ち、マスクを外して良いという指導をしているが、各家庭の意向もあるため、絶対外しなさい、または絶対しなさいという指導はしていない。

Q5 体育着下の肌着着用について、どのように指導されているか。
A5 体育着の下の肌着の着用は、当然認めているが、絶対肌着を着ないといけないという指導はしていない。汗をかくので、その代わりの着替えの肌着や汗拭きタオルを用意していただけるとありがたい。なお、そのような指示は、これまでも各学年から出されていると思う。

Q6 発達の問題があるので、低学年でも更衣室は別が良いのではないのか。
A6 更衣室は、5年生以上が使用している。4年生は、同じフロアの算数教室を利用して、男女別に着替えている。3年生以下は、体育着への着替えは同じ部屋だが、水着に着替える際は男女別々の部屋にしている。場所の問題や物の管理の問題もあるため、線引きが難しい部分があるが、配慮するようにしている。

Q7 連絡帳を欠席等連絡用とそれ以外の連絡用とに分けても良いか。
A7 連絡帳を分けていただいて構わない。

Q8 連絡用アプリ導入の検討をお願いしたい。
A8 今後検討していきたい。

Q9 三者面談は必ず三者で行うべきなのか。
A9 5年生以上は、子どもの発達段階を考慮し、学校が保護者に伝えることを児童・生徒も同じように聞いて受け止める方が指導の効果が高いと考え、三者面談を行うこととしている。但し、事情がある場合は、面談の方法を変えることもできると思うので、相談いただきたい。この件に限らず、悩むようなことがある時は、担任に相談いただきたい。対応できないこともあると思うが、一緒に考えて対応していきたい。

Q10 土曜日に学校公開等あったときの振替休業がないのはなぜか。
A10 土曜授業は授業時間確保のために実施しており、土曜日に3時間授業を実施し、月曜日を振替休業にしてしまうと、授業時間数が減ってしまうため、土曜授業の度に振替休業は実施できない。なお、1〜9年の全ての学年で同じ日に土曜授業を実施するため、中学生の部活動の試合等に影響が少ないように配慮しており、極力土曜授業は実施しておらず、他校より土曜授業は少ないはずである。

Q11 普段の学校生活の中で、義務教育学校として1〜9年生の交流を行っているか。
A11 各学年からも報告があったとおり、わくわく清掃や体力テスト等で日常的に交流している。

Q12 外遊びが少ないことによる子どもたちの体力低下が心配。体力テストの結果はいかがか。
A12 学校としても、校庭完成は心待ち。運動不足にならないように、体育館(2つ)、屋上、プールの広場等を利用している。体力テストの結果を比較してみようとしたが、昨年度の体力テストは50m走しか実施しておらず、データの比較が難しい。三中の頃の50m走のデータと比較したが、大きな差はなかった。六小の頃の50m走のデータともあまり変わりがなかった。

Q13 児童・生徒のオリンピック観戦について、現時点で学校として予定していることをお伺いしたい。
A13 東京都教育委員会からまだ正式文書が届いておらず、未定。決まり次第、保護者に連絡予定。

6.深瀬副校長先生より
PTA会長も言われていたように、コミュニケーションがいちばん大事だと思っている。本校では、上級生が小学1年生の手を引っ張ってあげる、3年生が泣いているのを助けてあげる等の場面が日常的にあるため、ツンツンしている中学生が少なく、後期の子どもたちは優しい顔をしていると感じる。中学生しかいない学校だと、1年生は甘えてしまうことがあったり、喧嘩をしてしまったりすることもあるが、本校では、小さい子がいるので、喧嘩をしている場合じゃないという雰囲気があり、和やかな子どもが多いと感じる。校庭が完成していないので、今はまだ実現はしてないが、今後は、5・6年生の部活動参加などのいろいろな取り組みもできると思う。新たな取り組みを行う際は、学校も初めてのことなので、想定外のことがいろいろと起こり得る。例えば、わくわく清掃の際に、階段から落ちそうになる下級生を上級生が助けているというような場面があり、このように実際にやってみないと分からないところもあるため、やりながら工夫をしているところ。このように上級生が下級生と交流することで、卒業する頃には穏やかな顔の子どもたちになると良いなと思っている。マスクを取ってその下の顔が見られる時が来るのを本当に楽しみにしている。

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